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米投資会社Cowen & Co.のアナリスト、ティモシー・アルクリ氏は、月曜日付の投資家向けレポートの中で、アップルが2015年に4インチサイズのiPhoneを発売する可能性があると伝えました。


アルクリ氏によれば、2015年には3種類のiPhoneが発売される計画で、現行の2種に加えて「iPhone 6s mini」という名称の4インチの低価格モデルが追加される見通しであるとのことです。


iPhone 6s miniの仕様はiPhone 5sに近く、デザインは曲面ガラスを使用したiPhone 6や6 Plusに似ているとのこと。また価格を抑えるため、クアルコム製の専用部品が使用されるそうです。これが事実であれば、iPhone 6s miniは昨年発売されたiPhone 5cに代わる製品になるのかもしれません。

 
片手で操作できるという利点を重視して、アップルは、iPhoneでは長い間4インチサイズのディスプレイにこだわってきました。しかし大型ディスプレイ製品の人気が高まってきたため、今年発売したモデルで大型ディスプレイへ移行、そこに「簡易アクセス」という片手での操作を容易にする機能を盛り込んでいました。


この動きは消費者に大歓迎されましたが、一方で不満を表明するユーザーも依然として存在しています。アルクリ氏のレポートからは、4インチのiPhoneの発売が検討されているものの、内部のコンポーネントは最新かつ最速というわけではないということがうかがえます。


アルクリ氏はこの他に、来年の春に12.9インチのiPadが発売されるとも伝えています。このモデルはiPadのラインアップを再び活性化する製品と目されており、初回の出荷台数は1,500~2,000万台になる見通しであるとのことです。

春にでるのかな~・・・